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〈体験談〉ノーザンテリトリー準州・ダーウィンに住んでみた【オーストラリアワーホリ】

 


こんにちは!studyabroadandwhです。

 

 

 

突然ですが、皆さんはオーストラリアのダーウィンという地名を聞いたことありますか?

 

 

オーストラリアの有名な観光地といえばシドニーメルボルンゴールドコーストなどですが、私はワーホリ2年目のビザ取得のためダーウィンに住み地元のカフェで働きました。

 

 

 

そこで今回は住んでみて分かったダーウィンという土地の魅力と注意点についてお伝えできればと思います♪

 

 

 

 

ダーウィンってどこ?

 

 

まず、ダーウィンとはどこぞや?という方も多いと思います。

 

オーストラリアには首都特別区準州を含めた8つの州があり、ダーウィンノーザンテリトリー準州(NORTHERN TERRITORY=NT)の州都です。

 

 

地図で見ると、オーストラリア3つのコブの真ん中あたりです。

 

 

 

「世界の中心で愛を叫ぶ」で有名なウルル(エアーズロック)も同じNT内にあります。

あのでっかい岩です!!

 

 

こうして、日本人に馴染みがある超巨大岩が同州にあるにもかかわらず、NTは日本人にはまだよく知られていないのが現状です。

 

 

 

日本人は多いの?

 

ワーホリや留学の目的は「英語を話せるようになりたいから」という方が多いはず。

自分追い込み型の方へ滞在先の条件として人気なのは「日本人が少ない事」です。

 

必然的に日本語を話さなくなる=英語を使う機会が増えるということですね。

 

私はダーウィンのほかにメルボルンとパースに滞在歴があり、その中でもダーウィンは圧倒的に日本人が少ないと断言できます。

 

そもそもNTの人口の分母が少ないこともありますが、3か月間カフェで働いていた時に日本人の方が来店されたのは2度程、同僚に日本人はいませんでした。

 

また、街中でもほとんどすれ違うことはなく、バスでたまに見かける程度です。

ここまで少ないと日本の方を見かけるたびに嬉しくなります♪

 

 

 

気候は?

 

UnsplashR. du Plessisが撮影した写真 

 

ダーウィンは雨季(wet season)と乾季(dry seaason)の2つの季節のみ、一年を通して30℃前後の暖かい気候になっています。

 

雨季

 

雨季は大体11月~4月、雨は一日中降り続けるということではなく、1日数回ザっと降る時間帯があるそうです。

ストームもこの時期に続けて発生します。

 

すぐ前が見えなくなるほど雨が降るので、車を運転しているときは一度停車し弱まるまで待って運転再開する、と言っていました。

 

 

乾季

 

乾季は5月~10月、雨は1か月に1回くらい降ります。

私が滞在したのは乾季でしたが、それでも毎日湿気があるようなジメジメした気候でした。

 

雨季と比べ人の数がかなり増えるそうで、ダーウィン地域全体が盛り上がるのはこの時期です。

皆、乾季の間に色々したいのでお出かけの頻度が爆上がりします。笑

 

 

実際にダーウィンから1時間半のところに位置するリッチフィールド国立公園内では雨季になると通行禁止の道が出てくる為、乾季であれば確実に訪れることができます。

 

一方で、地元の方は雨季の雨滴る景色や迫力が増された滝も美しいと口をそろえて言っていたので、雨季に訪れるのも良いかもしれません!

 

 

 

週末はマーケットへ!

 

 

毎週末、または乾季の間のみ週末に各地でマーケットが開かれます。

洋服、小物、野菜を売る売店、また、飲食の屋台も多く出店しています。

 

 

UnsplashWei Zengが撮影した写真 

Image by pasita wanseng from Pixabay

 

私がよく行っていたのか下記の4つです。

 

 

 

ミンディルビーチマーケット(MINDIL BEACH SUNSET MARKET)

売店の種類の幅が広くダーウィンで1番大きなマーケットです。乾季の間のみ開催。

 

ナイトクリフマーケット(Nightcliff Markets)

→規模は小さめですがマーケットの中心に食事ができるテーブルと椅子が設置されています。毎週土曜開催。

パラップマーケット(Parap Village Markets)

ダーウィンで有名なラクサのお店が2店舗出店しています。周りに素敵なお店もあり地域一帯を楽しめます。毎週日曜開催。

ラピッドクリークマーケット(RAPID CREEK MARKETS)

→こちらも規模は小さめですがダーウィンで最古のマーケットで、アジア色が一番強いです。毎週土日開催。

 

 

どこも比較的街の中心から近くにあるので是非チェックしてみてください!

 

 

みんな大好きパウパウサラダ

 

ダーウィンのマーケットで必ず見かけるのはグリーンパパイヤサラダ(通称:パウパウサラダ)!

これまた皆口をそろえて「大好き!」と言います。

 

 

 

パウパウサラダは元々ラオス発、東南アジア諸国で有名な料理らしいのですが、ダーウィンには移民の方々が多く、とっても美味しい本格的なものが現地に行かずにいただけます♪

 

マーケットでは大抵注文ごとにその場で作ってくれます。

そこで見学した限り、主に未熟なパパイヤ、ナンプラー、ライム、唐辛子、砂糖、好みの野菜で構成されています。

 

しかし、これらの材料をただ混ぜても美味しいパウパウサラダにはなりません。

 

材料を入れ叩いて作る、石や木のボウルがカギとなっています。

あれから再現不可能な美味しいエキスが出てると思うんですよね。。。

 

 

とにかく、地元民から大人気のパウパウサラダですので是非一度食べてみてください♪

 

 

 

マンゴーの産地!

 

UnsplashDesirae Hayes-Vitorが撮影した写真 

 

10月の終わりから11月にかけてマンゴーの旬を迎えます。

 

各マーケットの果物屋さんでは数々の種類のマンゴーが売られ、その中でもダーウィン産マンゴーのおいしさはケタ違い!

 

 

私が働いていたカフェで、ダーウィン産のマンゴーをスムージーに使用し提供していましたが、在庫が切れると別で仕入れたマンゴーを使用していました。

正直それまでマンゴーの違いなど気にしたことがありませんでしたが、全っ然違うんです!!

 

両者とも冷凍保存されたマンゴーにもかかわらず、ダーウィン産は味が濃く、ブレンダーにかけるととても滑らかなテクスチャのスムージーを作ることができます。

 

一方、普通のマンゴーをブレンドしたところで水っぽくなってしまい素材の味を楽しめませんでした。甘さも追加しないとほとんど感じません。

 

旬の時期、または運が良ければ一年を通してマーケットで冷凍のマンゴーを売っていることがあるので是非一度はお試しいただくのをおススメします♡

 

 

 

住む際に気を付けてほしいこと

 

 

先住民の方

 

ここで全先住民の方々のことを悪く思ってほしくないのですが、注意しなければいけないことが数点あります。

 

その中で特に気を付けていただきたいのが、夜の車の運転です。

 

私は車を運転しないので個人的に経験したことはありませんが、元ウーバードライバーの同僚によると、割と高めの確率で夜中の道路の真ん中で寝ていることがあるそうです。

 

ダーウィンは街灯が少ないエリアが多いので直前まで見えずに引かれて亡くなってしまうケースが発生しています。

 

それだけでなく、信号がない場所で横断しようと飛び出て車に轢かれてしまうケースも多いです。

こちらは実際に友達の友達の…という距離の方が加害者になってしまい、2人の被害者のうちの1人が後に亡くなってしまったという事件がありました。

 

ダーウィン近郊を訪れた際は細心の注意を払い安全に運転をしてください。

 

 

また、昼間は道端に座り込み数人で輪を作ってお酒を飲んでいることがありますが、危害を加えられた事はありません。

慣れないと近くを通るのが少し怖いかもしれないので念のため注意点として挙げておきます。

 

しかし自転車を近くで通過する際は「sorry」と相手側から謝られました。

こちらの方こそちょっと前失礼します!m(__)m

 

 

バス

 

さらに、バスでは前方に座ることを心がけてください。

 

これは、前に座っていた方が何かあった時に逃げやすい・気づいてもらいやすいからです。

 

一時期は、一台のバスに警備員が2人同乗するほど、常に緊張感が張り詰めていました。

きちんと運賃を支払ったか確認する交通警察官ではなく、セキュリティが2名です。

他の都市では、まぁあり得ません。

 

ちなみに警備員1人が乗車していることは頻繁にあります。これもあり得ないんですけどね。

 

上記のことから、ちょこっとだけ何かを感じ取った筆者は地元の方の助言を聞き、前方の座席に座ることが増えました。

 

おススメは後方ドアまでの席です。

 

 

 

ワニ・クラゲ

 

UnsplashAron Marinelliが撮影した写真 

 

 

オーストラリアといえば、危険動物を想像する方も多いのではないでしょうか?

 

まず、ワニは大きく分けてイリエワニ(saltwater crocodile)とオーストラリアワニ(freshwater crocodile)の2種類が生息しており、どちらも水中に身を隠すのがとても得意です。

 

特にsaltwater crocodileは人間を丸呑みできるほど体が大きく成長するため、観光客や釣り人が水際まで行き近くにいたワニに気が付かず、そのまま食べられてしまった事件もあります。

 

ワニの目撃情報があったビーチや遊泳エリアは一定期間立ち入り禁止になりますので、SNSで地元のニュースをフォローするなど最新情報を入手できるようにしてください。

 

また、普段から水の近くに行く際や水中で泳ぐ際は、常に周囲にアンテナを張り異変を感じたらすぐに陸に上がってください。

 

ワニを目撃した際は下記の電話番号まで。

0419 822 859 or (08) 8983 2475 

 

 

クラゲは、一度の毒針攻撃で5分以内に子供が亡くなってしまうほど猛毒を持っているハコクラゲ(Box jellyfish)が有名です。

 

ワニと比べBox jellyfishにはシーズンがあり、10月~6月が大量に発生するのでその間海で泳ぐ人はほぼいません。

 

街の中心にはダーウィン・イチ安全と思われる遊泳エリア(Darwin Waterfront)がありますが、シーズン中はそれほど整備された海水浴場でも発生することがあるそうです。

 

クラゲの中でも超強力な毒を持つBox jellyfish、オフシーズン中も気を抜かずに海で泳ぐ際は十分に警戒してください。

 

 

 

最後に

 

ダーウィンは日本人がいない環境でワーホリしたい方におススメの場所となっています!

 

また、他の地域と違った色を持っているので、オーストラリア生活に彩りを添えること間違いなしです。

 

人生に一度はトップエンドで亜熱帯な気候を体験してみるのはいかがでしょうか?