この記事はカナダVSニュージーランドワーホリ比較①の続きです。
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道路ついて
比較する中で一番大きな違いといっても過言ではないのが進行方向です。
カナダでは右側通行に対しニュージーランドは日本と同じ左側通行です。
カナダで車を運転するときはより一層気を付けましょう。
”気を付けること”といえば、ニュージーランドにはあらゆる場所でジェイウォークする歩行者がいます。
(ジェイウォークとは交通規制を無視して横断歩道がない場所で道路を横切る行為です。)
きっとどの国にも多少はいると思いますが、少なくともカナダよりは頻繁に見かけました。
横断歩道や歩道橋が少ないからでしょうか?
ニュージーランドで運転するときは飛び出してくる歩行者に注意してください。
ジェイウォークはどちらの国でも違法ですよ。一応。
共通の交通事情
2ヵ国の高速道路は大都市でない限り無料です。
そこで「高速も一般道も車が少ないし外国なら飛ばしても大丈夫」という謎な考えを持っていると、知らぬ間に速度違反の写真を撮られて、何の前触れもなくいきなり請求が来ます。
だから、という訳ではなく日頃から安全運転を心がけましょう。
海外の事故映像が良くテレビ特集されるほど向こうの交通マナーは悪いです。
両国には日本にも最近増えてきたラウンドアバウト(環状交差点)がたくさんありました。
もし日本で練習できるなら慣れてから外国で実践したほうが良いと思います。
実際にぶっつけ本番で運転してみて英語を理解しながら初めてのラウンドアバウトはかなり難しかったです。
UnsplashのÁdám Berkeczが撮影した写真
家賃について
カナダとニュージーランドの家賃に関する大きな違いは
カナダ:月ごと
途中で引っ越し→半端な日数は支払い日まで日割計算
ニュージーランド:週ごと
途中で引っ越し→入居した曜日からOR支払い曜日まで日割計算
となっています。その他はほぼ同じでした。
どちらにも敷金(デポジットorボンド)制度はありますがカナダの場合は家主ごとに、ニュージーランドでは家主に渡した後政府が管理するようになっています。
↓シェアハウスについて書きました。
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仕事について
仕事探しに欠かせない履歴書の呼び方も違います。
カナダ:レジュメ
ニュージーランド:CV
2ヵ国共に履歴書に必要なのは住所・電話番号・メールアドレス・学歴・職歴とリファレンス(前職の上司の連絡先など)で、仕事の探し方はどちらも”履歴書を配って回る”スタイルです。
今時はオンラインで応募できるものが多くなっていますよ。
時給制の仕事の場合、給料日は
カナダ:2週間ごと
ニュージーランド:1週間ごと
ということがほとんどです。
日本に比べると頻度は高いですね。
カナダはチップだけで生計が立てられるウェイターが数多くいるほどチップ文化が浸透している一方で、ニュージーランドでは本当にサービスが良かった時に払うか、小銭があれば気持ち程度渡すだけです。
カナダではタクシー運転手にもチップを払うのが一般的なので、最初のほうはニュージーランドでもチップを含めた額を払っていました。
もらうことがレアだったのか、確かに支払い後運転手さんの態度が変わったような…。
英語について
カナダ英語は聞き取りやすく比較的発音しやすいことで有名です。
言っていることが完全に理解できなくても「○○が1単語」「○○がフレーズ」などと、話しながらカテゴライズはできると思います。
ところがニュージーランド英語はとにかく早口で、現地の人の中でも特に訛りが強い人との会話はホントに大変でした。
まずカナダ英語から入った私にはオーストラリアやイギリス系の英語に触れることがほぼ初めてだったので発音の違いに戸惑いました。
例えばカナダ英語では「Egg(卵)」の”E”は日本語の”エ”に似ていますが、ニュージーランド英語はかなり強めに”イ”寄りで、大げさに言うと「イッグ」と発音します。
また使われている単語やフレーズにも違いがあり慣れるのに時間がかかりました。
下の例は数ある中のほんの一部です。
カナダ英語 = ニュージーランド英語
Ketchup = Tomato sause
Convenience store = Dairy
For here, To go = Have here, Take away
どちらの国も文末に「Eh」をよく使うことで知られています。イントネーションも意味合いも国ごとに少し違って面白いですよ。
Image by WOKANDAPIX from Pixabay
まとめ
他にも飲酒できる年齢・スタバの数など、国が違うので多くの面で異なる箇所があります。
もちろん各国で住む地域にもよりますが、どちらかというとカナダは都市に住みたい人向け、ニュージーランドはのんびり暮らしたい人向けだと思います。
前の記事と合わせて、ワーホリ前の情報収集に少しでもお手伝い出来たら嬉しいです。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました!
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