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初心者の方も!少し上の英語学習法

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こんにちは!studyabroadandwhです。

 

英語の本、ニュース、映画、ドラマやポッドキャストに出てくる初見の単語

みなさんはいつもどのように検索していますか?

検索ボックスに「○○(調べたい単語) 意味」と入力して、日本語で理解した後そのまま放置ですか?

 

サラッと調べられても覚えられないんじゃないですか?
少なくとも私の場合は覚えられません。

 

そんな私が辿り着いた勉強法は自分専用の英英辞典を作ることです。 

 

 

 

英英辞典とは?


英単語の意味を調べる際使うのは一般的に英和辞典でしょう。

このタイプの辞典では

調べたい単語→英語
解説→日本語

で記されています。

 

一方"英英”辞典

調べたい単語→英語
解説→英語

という形です。

英語を調べるのに英語で理解するんです。難しそうですよね。
上級者向けと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

↓後ほど初心者の方にも易しい使い方を紹介します↓

実際に私がそうだったので。


きっかけ


私が初めてこの勉強法に出会ったのはカナダで語学学校に通っていた時です。

 

コースの初め、担任の先生から

毎日5単語何でもいいから英英辞典で調べて例文考えて来い!という宿題が出ました。

目標は自分専用の英英辞典を作る事!です。

 

先ほど「英英辞典を使うのは上級者?」と述べましたが、私がいたクラスは特別上級レベルというわけではなく、授業内容は”動詞の過去形”や”受け身”など、いわゆる「中学レベル」の英語を習っていました。 

 

そんな人が最初から英語を理解しながら例文を作れるはずがない

自分が何を書いているかさえわかりませんでした。

 

英英辞典のメリット 


それではなぜ私が英英辞典をこれほど薦めるのでしょう。

 

その1:アウトプットをしやすい


よく耳にする

夢を英語で見るようになる
話したい事を英語で考えるようになる

これらができるのは英語脳を持つ人です。
英語上級者の共通点と言えますね。

 

英和辞典で調べると、どうしても

○○(英語)⇒日本語訳

になりがちです。

検索した瞬間は日本語なので理解しやすいですが、後から日本語訳と英語が一致しない場面にて単語を処理するのに時間がかかります。
この間に会話の話題は変わっていますよ。

 

そこで初めから英→英で覚えてしまえば日本語にはない表現でも、その場の状況を理解してパッと英語が浮かぶようになります。

(質問→訳す→答え考える→答え訳す→答え)
英語→日本語→日本語→日本語→英語の
    ↑この部分を無くす感じでしょうか。

 

その2:品詞が覚えやすい!


お恥ずかしい話なのですが、学生の頃は単語を覚える上での基本・品詞を全く覚えられませんでした。

英和で単語を調べる
 ↓
形容詞
 ↓
形容詞?

という流れです。

単に当時私が英語NGだっただけなんですけれども。同じ経験をされた方いますでしょうか。

 

英英辞典で調べれば解説の中に英語で品詞が記されています。

あの時の”V”!」となるんです。学校英語で出てきた”V”は”Verb=動詞”だったんですね。

そのレベルから始めました。

 

そのほかにも

名詞=Noun
形容詞=Adjective
副詞=Adverb

など、私にとっては日本語よりも覚えやすかったんです。


その3:学べる事が2倍以上!


先ほどからお話ししているように意味もすべて英語で説明されています。

英語学習を始めたばかりの方は、きっと意味の中にも知らない単語がたくさん出てくると思います。私もそうでした。

そうしたら知らない単語をまた英英辞典で調べるんです。

単語の意味を理解してから、その時知っている単語を並べて自分のための説明文を作っていました。


オススメの英英辞典


カナダで1校目に通った語学学校で教えてもらったのがキッカケですが、その後通った2校でも同じものを薦められました。

 

そんな語学学校の先生に大人気の英英辞典は…

 

そうなんです!

②は初級の生徒でも分かるように作られているんです!

 

 

さて、ここからは②Merriam-Webster's Learner's Dictionaryを使って、初心者だった私がどのように活用していたのかお教えします。


自己流英英辞典の作り方


例えばmentionを検索すると

to talk about, write about, or refer to (something or someone) especially in a brief way

Merriam-Webster's Learner's Dictionaryより引用

ここでbrief (adjective)が初見の単語だったとします。なので今度はbriefを検索してみると

 using only a few words

Merriam-Webster's Learner's Dictionaryより引用

と載っていました。
(他にもたくさんのことが掲載されています)

 

さらにmentionの意味の下にあった例文からヒントを得た後、この2単語を私なりに

mention [verb]=to say (something or someone) about (something or someone) with a few words

という風に繋げてみました。

何となく伝わるでしょうか?

自分のために作った意味の方が知っている単語ばかりで分かりやすくなりませんか

(うまく伝えられない場合は最も分かりやすい意味文を辞典から丸写しでもOK

 

次にmentionを使って自分だけの例文を作ります。

As I mentioned earlier, I have to organize some paperwork today.

 

誰かしらに英語について質問できる方は、例文を2-3文作って自分なりの意味と一緒にチェックしてもらうと、より正確な辞典が作れるでしょう。


掲載されている情報


それぞれのサイトで単語を調べると次の項目が掲載されています。

 

Merriam Webster

発音(音声付き)
Definition(意味)
例文
Other Words(その単語の変化形)
Synonyms(類義語)
 (同じサイト上にあるThesaurus{類語辞典}を使えばAntonyms{対義語},Related Words{関連単語}も見れます)
First Known Use(一番最初に使用された時)
History and Etymology(歴史と語源)
Dictionary Entries near…(辞典でこの単語の周辺単語)
Related phrases(関連フレーズ)

 

Merriam-Wedster Learner's Dictionary

発音
Definition(意味)
例文
Related phrases(関連フレーズ)

 

その他Vocaburary Quiz(単語クイズ)Word of the Day(今日の単語)などにも力を入れているので辞典以外の用途でも使えます。

 

おまけ:英英辞典に抵抗がある方


ここまで英英辞典の魅力をお伝えしてきましたが、「自分に英英辞典はまだ早い…」と思うなら英和辞典を使っちゃいましょう


「え?結局、英和辞典?」
ですよね?

もちろん、英和辞典だけではなく英英辞典と並行して使用します。

  1. 英英辞典で調べてみる
  2. 意味中の文法や単語が難しかったら英和辞典で調べニュアンスを把握する
  3. 60%くらい理解した上で英英辞典に戻る

この様に慣れないうちは英和辞典をはさみながら進めてみてください。

徐々にレベルアップして英和辞典オンリーで理解できるといいですね!


まとめ


初めのうちは時間がかかります。

が、少しづつ積み重ねていけば単語の知識に加え、例文・意味作成から文章力応用力も得ることができます。

 

また自分専用に作ることで

Countable(可算名詞)/Uncountable(不可算名詞)
Transitive(他動詞)/Intransitive(自動詞)
Collocation(連語)
Phrasal Verbs(句動詞)

などなど自由に付け足せます。

どれも英語を勉強する上で大切ですよ!

 

 

流行りのオンライン英会話で英語を習っている方も、こんな勉強法を取り入れてみてはいかがですか?